ジャッジの異次元猛追は“マグワイア級” 55試合欠場でも…輝く伝説級アーチ量産
110試合未満の出場選手のHRランキングでジャッジはマグワイアまであと2
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は29日(日本時間30日)、敵地で行われたロイヤルズ戦で3打数1安打1四球に終わり、2試合連続でノーアーチとなった。残り2試合で、リーグトップ44本塁打を放っているエンゼルスの大谷翔平投手とは7本差。2年連続の本塁打王は厳しくなったが、歴史的な猛追を見せている。
ジャッジは27日(同28日)にマルチ本塁打を放つなど、9月8発をマーク。驚異の打撃を示していた。昨季はリーグ新の62発を放ったキングも、今季は故障もあってここまで105試合出場にとどまっている。
カナダの放送局・TSNスポーツの「スタッツセンター」が、110試合未満の出場選手の本塁打ランキングを公開。37本のジャッジは2位で、1位のマーク・マグワイア(104試合)が1995年に記録した39本まで、あと「2」に迫っている。
なお3位は、1994年のアルバート・ベル(106試合)で36本、4位は1937年のルディ・ヨーク(104試合)で35本。ヤンキースはプレーオフ進出を逃すなど低迷しているが、ジャッジのバットは最後まで見逃せない。
(Full-Count編集部)