松田宣浩、「熱男」に“異例の感謝” 4万人が大合唱…引退スピーチで涙止まらず
松田の「せーの!」の掛け声に合わせて、「熱男」の大合唱が行われた
■巨人 1ー0 ヤクルト(1日・東京ドーム)
今季限りで現役を引退する巨人・松田宣浩内野手の引退セレモニーが、1日のヤクルト戦(東京ドーム)の試合後に行われた。代名詞となった「熱男」という言葉に感謝すると、満員の東京ドームから割れんばかりの“熱男コール”。松田のかけ声で球場が一体になると、思わず涙が止まらなくなった。
松田は「熱男という言葉にも感謝したいと思います。今でも私の大好きな言葉です。これからもよろしく、ありがとう」と語り、ファンからは「熱男」の大声援が送られた。最後に松田の「せーの!」の掛け声に合わせて、もう1度「熱男」の大合唱。4万1630人の大観衆の声が響き渡った。
試合では「6番・三塁」で先発出場し、2打数無安打で6回の守備で交代した。引退セレモニーでは、ソフトバンク時代の恩師である小久保裕紀氏、工藤公康氏、秋山幸二氏、王貞治氏からビデオメッセージが送られた。最後は選手たちから胴上げ。守備位置の三塁でソフトバンク時代の背番号の5回、宙に舞った。