DeNAは大量10選手…4球団計29人に戦力外通告 阪神は高山&北條、3日の去就
第1次通告期間2日目は計29人の戦力外が発表された
DeNAは3日、平田真吾投手、田中健二朗投手、笠原祥太郎投手ら10選手に2024年シーズンの契約を結ばないことを通知したと発表した。第1次通告期間は2日目を迎え、日本ハムや阪神、ロッテも戦力外を発表した。
DeNAは池谷蒼大投手、宮國椋丞投手、田中俊太内野手、育成の加藤大投手、スターリン・コルデロ投手、東出直也捕手、大橋武尊外野手にも戦力外を通告した。田中健は2007年高校生ドラフト1巡目で横浜に入団。TBSが親会社だった時代(2002年〜2011年)にプレーした現役選手で、生え抜きでは“最後の1人”だった。
日本ハムは井口和朋投手、姫野優也投手と来季の契約を結ばないと発表した。29歳の井口は2015年ドラフト3位で東農大北海道オホーツクから入団。今季わずかに5試合の登板で防御率5.40だった。育成の姫野は2015年のドラフト8位で外野手として入団。育成で再契約した2021年途中に投手に転向も、2018年以降1軍での出場はなかった。
阪神は2015年のドラフト1位の高山俊外野手や、2012年のドラフト2位の北條史也内野手を戦力外とした。高山は1年目の2016年に136安打を放ち、新人王に輝いたが、その後は不振に陥り結果を残せなかった。
北條は光星学院高時代に田村龍弘捕手(ロッテ)らとともに、2年夏から3大会連続で甲子園準優勝を果たした。3年春、夏に決勝で対戦した藤浪晋太郎投手らとドラフト1位、2位で入団。2016年には122試合に出場したが、中野拓夢内野手らの台頭で出場機会が減少した。
ロッテは河村説人投手、佐藤奨真投手、土居豪人投手、菅野剛士外野手、西川僚祐外野手の支配下5選手、育成4選手と契約を結ばないことを発表した。育成ドラフト入団で2022年3月に支配下登録を勝ち取り、同年2勝を挙げた佐藤奨も無念の戦力外に。全選手が現役希望を続行している。
またDeNAは、仁志敏久ファーム監督と、大家友和ファーム投手コーチの退団を発表した。
(Full-Count編集部)