判明した「大谷トレード案」の中身 レイズは“怪物20歳”ら3選手放出覚悟
米記者報道…トレード期限が近付き、シーズン残り2か月のために有望株3人を差し出すプラン
今季ア・リーグ東地区2位で、プレーオフにも出場したレイズが、シーズン中に大谷翔平投手(エンゼルス)にトレードのオファーを準備していたようだ。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が伝えた。
同記者の記事の中では、「タンパベイ・レイズはトレード期限時にショウヘイ・オオタニを積極的に獲得しようとした球団の1つ」と言及しており、トレード相手には3人のプロスペクト(有望株)が用意され、その中にはトッププロスペクトのジュニオール・カミネロ内野手も含まれていたという。
20歳のカミネロは、MLB公式のプロスぺストランキングではチームトップ。今季1Aで36試合で打率.356、11本塁打32打点、OPS1.094の成績を残すと、2Aでも81試合に出場し.309、20本塁打62打点、OPS.921の好成績を叩き出した。9月23日(日本時間24日)に“飛び級昇格”でメジャーデビューすると、7試合で打率.235、1本塁打7打点をマークした。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のマーク・ポリシュク記者も、上記の記事に言及し、「レンタルプレーヤーに払うものとしては高価になっていたことだろうが、オオタニのような偉大さやユニークな万能性を持つ選手に対して払うものとしては、的外れではない」と、有望株を差し出そうとしたレイズの考えは妥当だと評価した。