241億円契約が大誤算…ヤンキースは山本由伸を「猛追せよ」 フロントが狙う汚名返上
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「ヤマモトを猛追せよ」
今オフにメジャー移籍の可能性が囁かれているオリックスの山本由伸投手の新天地に、ヤンキースの名前が浮上している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、「ヨシノブ・ヤマモトを猛追せよ」と進言。昨オフの補強に失敗との声があがっており、フロントは汚名返上を狙っている事情がある。
記事では、山本が今季17勝6敗、防御率1.16という好成績を残し、市場価値が上がっていることを紹介。ヤンキースが関心を示している証拠として「ブライアン・キャッシュマンGMとオマー・ミナヤ編成部門アドバイザーは、ヤマモトがノーヒット・ノーランを達成したときにその場で見ていた」としている。
ヤンキースは昨オフ、ホワイトソックスからFAになったカルロス・ロドン投手と、6年1億6200万ドル(約241億円)の大型契約を結んだ。しかし、今季3勝8敗、防御率6.85と1年目は大誤算に終わり、ポストシーズン進出も逃した。失敗との声があがり、記事でも「非常に残念な結果に終わった」と評している。
そこで、今オフにはまた大きな補強に出る可能性もある。「ヤマモトを加えることで、ヤンキースがロドンを獲得したことが間違いだったのではないかという懸念が和らぐかもしれない。もしロドンが復活すれば、エースのゲリット・コールとの素晴らしいトリオが誕生する可能性がある」と指摘している。
(Full-Count編集部)