韓国でいきなり20勝&3冠と無双 “失敗した”元ドラ1の逆襲、日米進出も視野に?

NCダイノスのエリック・フェッディ(写真はナショナルズ在籍時)【写真:Getty Images】
NCダイノスのエリック・フェッディ(写真はナショナルズ在籍時)【写真:Getty Images】

今季からNCに加入したフェッディが、20勝6敗、防御率2.06、204奪三振

 韓国プロ野球で、圧倒的な成績を残している30歳の助っ人右腕がいる。今季からNCに加入したエリック・フェッディ投手は、29試合に登板して20勝6敗、防御率2.06、204奪三振で3冠を達成。シーズン20勝と200奪三振を同時に達成するのは、外国人投手としては史上初の快挙だ。

 2014年に米ドラフト1巡目(全体18位)でナショナルズに入団したが、メジャーで結果を残せなかった。2017年に初登板し、2022年は先発ローテーションも務めたが、6勝13敗、防御率5.81。6年間で通算102試合に登板し、21勝33敗、防御率5.41という成績。2021年の7勝が最高で、2022年オフにFAになった。

 しかし、韓国に新天地を求めると別人のような好投。注目を集める存在になった。韓国からメジャーへ逆輸入された投手といえば、ダイヤモンドバックスのメリル・ケリー投手が有名だ。今季は12勝8敗、防御率3.29とエース級の成績。フェッディは続けるのか、メジャー、日本からも注目が集まりそうだ。

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