阪神ではわずか4勝も…“年俸半減”から大復活 韓国に出戻りで輝き取り戻した右腕

斗山のラウル・アルカンタラ(写真は阪神在籍時)【写真:荒川祐史】
斗山のラウル・アルカンタラ(写真は阪神在籍時)【写真:荒川祐史】

斗山のアルカンタラは、今季30試合に登板して13勝8敗、防御率2.66の成績

 阪神から韓国プロ野球に復帰した右腕が、見事な復活を遂げている。斗山のラウル・アルカンタラ投手は、今季30試合に登板して13勝8敗、防御率2.66。阪神では2年間で63試合に登板したが、大きな期待には応えられず。昨季限りで退団し、年俸半減で古巣に復帰したが、かつての輝きを取り戻した。

 アスレチックスを経て2019年に韓国プロ野球のKT入りすると、2020年に移籍した斗山で20勝2敗、防御率2.53という好成績を残した。大きな期待を背負って阪神入りしたが、主に救援で起用され、2年間で63試合に登板して4勝6敗、1セーブ23ホールド、防御率3.96。先発は7試合のみと、苦しい時期を過ごした。

 昨オフに退団すると、古巣の斗山と契約した。阪神では2年総額400万ドル(約5億9600万円)という高額年俸をもらっていたが、今季は90万ドル(約1億3400万円)と半分以下に。それでも13勝はリーグ3位、159奪三振も同3位とランキング上位に顔を出し、慣れ親しんだ韓国で復活に成功している。

(Full-Count編集部)

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