求められて加入も“1年で戦力外” 人的補償に現役ドラフト…まさかの通告受けた男たち
西武の張奕、巨人の三上、現役ドラフトからはヤクルト成田らに戦力外通告
プロ野球の第1次戦力外通告期間が13日に終わった。12球団の計99選手に戦力外が伝えられたが、その中には入団からわずか1年で通告を受けた選手たちもいる。オリックスにFA加入した森友哉捕手の人的補償として、西武に移籍した張奕投手や、現役ドラフトで指名を受けた3選手が含まれている。
29歳の張奕は、今季5試合に登板して0勝0敗、防御率9.00の成績。昨季は15試合で防御率2.38と大きな期待を受けて人的補償として指名されたが、故障もあって5月2日の日本ハム戦(ベルーナドーム)を最後に登板がなかった。現役続行を希望しており、日本または台湾のどこに新天地を求めるのか注目だ。
現役ドラフト組では、ヤクルトの成田翔投手、DeNAの笠原祥太郎投手、オリックスの渡邉大樹外野手が戦力外通告を受けた。ロッテから加入した成田は3試合の登板で防御率5.40、中日から加入した笠原は2試合の登板で0勝2敗、防御率4.50、ヤクルトから加入した渡邉はわずか1試合の出場に終わっていた。
また、DeNA時代に球宴に2度出場した実績を持つ三上朋也投手は、2年連続の戦力外を味わった。巨人との育成契約から2軍で好成績を残し、5月4日に支配下を勝ち取ったが、22試合の登板で防御率4.60とインパクトは残せず。昨年のドラフトでオリックスから育成1位で指名を受けた西濱勇星投手も、1年で戦力外になっている。
(Full-Count編集部)