新井監督も絶叫、27歳“ロマン砲”は「誠也の後釜」　一撃で今永粉砕の「和製エルドレッド」

代打・末包が起用に応える見事な一発…本拠地も大興奮

■広島 4ー2 DeNA（15日・マツダスタジアム）

　和製大砲の一撃に、指揮官もベンチで大喜びだった。広島の末包昇大外野手は15日、DeNAとのセ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）ファーストステージ第2戦で、6回に代打で特大の一発を放ち、貴重な追加点を奪った。高々と舞い上がった弾道に、ファンも「ロマン溢れる一発でした」「末包砲炸裂」と大興奮だ。

　1点リードの6回、初回以降無得点だった広島は、先頭打者の大道に代打で末包を送り出した。今永が投じた2球目のチェンジアップを完璧に捉えると、高弾道の打球は左翼スタンド上段に到達。采配が的中したベンチの新井監督は絶叫し、ド派手なガッツポーズで一発を喜んだ。自主トレをともに行い、場内から見守っていた鈴木誠也外野手（カブス）も拍手で称えていた。

　末包は第1戦で3打数無安打に終わっていたが、第2戦では1打席で結果を出して見せた。ネット上では「ロマン溢れる一発でした」「アーチストだなぁ～」「まじでバッティングだけなら鈴木誠也になるポテンシャル秘めてる」「これは誠也の後釜」「新井さんのガッツポーズめっちゃイケてる」「和製エルドレッド」と称賛の声が並んだ。

（Full-Count編集部）