侍J、2028年ロス五輪はどんな陣容? 大谷は34歳、村上は28歳…新世代の躍進も期待

エンゼルス・大谷翔平、ヤクルト・村上宗隆、花巻東・佐々木麟太郎(左から)【写真:ロイター、荒川祐史、羽鳥慶太】
エンゼルス・大谷翔平、ヤクルト・村上宗隆、花巻東・佐々木麟太郎(左から)【写真:ロイター、荒川祐史、羽鳥慶太】

2028年、山本由伸は30歳シーズン、花巻東・佐々木麟太郎は23歳になっている

 国際オリンピック委員会(IOC)は16日、2028年ロサンゼルス五輪で「野球・ソフトボール」が追加種目として承認されたと発表した。この日行われた総会で正式決定した。2021年の東京五輪以来、2大会ぶりの復帰となる。東京大会、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で頂点に立った日本代表はどんな陣容になるだろうか。

 2028年7月に実施されるロス五輪。野球シーズン真っ只中での開催となるが、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は、メジャー側からトップ選手の参加を確約する文書を受け取ったことを明かし、選手会も合意しているという。となれば、日本代表もメジャーリーガも加えたベストメンバーを組む可能性がある。その場合、どんな布陣になるだろうか。

 エンゼルス大谷翔平投手は34歳シーズン。選手としては脂が乗った絶頂期か。円熟味を増した大谷の姿を五輪の舞台で見たいというファンも多いだろう。昨年の3冠王、ヤクルト・村上宗隆内野手は28歳。主軸としての活躍が期待される。

 阪神・佐藤輝明内野手や日本ハム・清宮幸太郎内野手は29歳、今季25本塁打の日本ハム・万波中正外野手は28歳。中心選手としての活躍が期待される。花巻東・佐々木麟太郎内野手は23歳に。順調に成長すればトップチームのユニホームを着る可能性もあるだろう。

 投手ではオリックス・山本由伸投手が30歳シーズン(ロス五輪時は29歳)、巨人・戸郷翔征投手は28歳で先発の中心として期待される。中日・高橋宏斗投手、オリックス・山下舜平大投手らは26歳シーズンだ。今年のU-18W杯で侍ジャパンの優勝に貢献した大阪桐蔭・前田悠伍投手も候補にあがるか。次回WBCは2026年で、五輪はその2年後の2028年。侍ジャパンの躍動する姿が待ち遠しい。

(Full-Count編集部)

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