ソフトバンク、2年連続マリンで“夢”散る 延長10回に3点先制も…新人・大津は無念の涙
延長10回に3点先制も…直後にまさかのサヨナラ負け
■ロッテ 4ー3 ソフトバンク(16日・ZOZOマリン)
ソフトバンクは16日、ロッテとのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦(ZOZOマリン)に延長10回3-4で敗れた。9回までスコアレスの緊迫した試合の中、延長10回に3点を奪い勝利までアウト3つに迫るも、まさかの逆転負け。1勝2敗で敗退し、今季の戦いを終えた。
延長10回、2死二塁で周東佑京内野手が貴重な先制タイムリーを放ち均衡を破ると、続く川瀬晃内野手、柳田悠岐外野手にも適時打が飛び出し、3点を先制した。勝利まであとアウト3つに迫るも、そこからまさかの展開が待っていた。
7番手でマウンドに上がった津森宥紀投手が無死一、二塁のピンチを背負うと、藤岡に痛恨の同点3ランを被弾した。直後にドラ2ルーキー・大津がマウンドに上がるも、流れは変えられず。2死一塁から安田に適時打を浴びて勝負が決した。敗戦投手となった大津は号泣して同僚に肩を抱えられながらグラウンドを後にした。
昨年は、ロッテとのレギュラーシーズン最終戦に敗れてリーグ優勝を逃した。「2年連続」でZOZOマリンで“悪夢”を経験してしまった。