寄り添う元エースが「胸が詰まって泣きそう」 悪夢に号泣…17年前との“変化”に反響
グラウンドで涙を流す投手たちを慰めた斉藤和巳投手コーチ
■ロッテ 4ー3 ソフトバンク(16日・ZOZOマリン)
ソフトバンクは16日、ロッテとのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦(ZOZOマリン)に3-4で敗れた。勝利までアウト3つに迫るも、まさかの逆転負け。同点に追いつかれた津森、サヨナラ打を浴びた大津が涙を流す中、そばで慰めていたのは“痛みを知る”斉藤和巳投手コーチだった。
延長10回、マウンドに上がった津森が無死一、二塁のピンチを招き、藤岡に同点3ランを被弾。直前に斉藤和コーチがマウンドで声をかけていたが、まさかの結果に津森も顔を真っ青にした。後を継いだ大津は2死を奪うも、連打を浴びてサヨナラ負け。バックネット前でうずくまり、動けなかった。
試合が終わり、涙を流す津森と大津の肩を抱いていたのは斉藤和コーチだった。自身も2006年のプレーオフで、力投の末にサヨナラ打を浴び、マウンド上で膝をつき涙を流した。あれから17年、今は選手に寄り添う立場となった。
ネット上では、当時のシーンを思い出すファンも多く、「胸が詰まって泣きそうになる」「和巳さんだから分かることがたくさんあるんだろうな」「津森、悔しさをバネにどうにか復活してくれー!」「あの時和巳さんは、歩くのもやっとなくらいの悔しさを味わったからよく分かってくれてる」と声が上がっていた。