病気と苦闘…大谷翔平とエ軍支えた30歳の“転落” 打率.125に低迷「不振ぶりは深刻」
近年は胸郭出口症候群に悩まされ成績が下降
エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ内野手は16日(日本時間17日)にFAとなった。2021年にはチームで大谷翔平投手に次ぐ29本塁打、98打点を記録も、近年は胸郭出口症候群に悩まされるなど、成績を落としていた。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、2022年から「残念ながら、そこからウォルシュの転落が始まった」と指摘。「神経系の問題に悩まされ、MLBで効果的な打者として活躍することに苦しんでいる。近年のウォルシュの不振ぶりは深刻だった」と言及した。
6月26日(同27日)はメジャー出場前提の40人枠から外れ、事実上の戦力外(DFA)となっていたが、再昇格した9月には3本塁打を放つなど調子を上げていたことも事実だ。同サイトは「比較的最近に良い成績を収めているため、彼が健康であることを証明することができれば、一塁を必要とするチームは獲得を検討するかもしれない」と今後を予想した。
FAのためエンゼルスと再契約の可能性もあるが、今季は1度DFAと厳しい立場にいるのは確か。大谷と同じ二刀流としてプレーしていた30歳は、再起を果たせるのか。
(Full-Count編集部)