完全覚醒した“大谷仲良し25歳” エ軍放出後の躍動に嘆き節続出「なぜ退団許した」
2年連続でプレーオフを経験…すっかりフィリーズの主力選手に
昨季途中までエンゼルスに所属したブランドン・マーシュ外野手が、新天地で覚醒している。17日(日本時間18日)の地区優勝決定シリーズ・ダイヤモンドバックス戦では6回に適時打を放ち、ベース上で雄叫び。今季は主力として133試合に出場し、自己最多の12本塁打をマーク。プレーオフでは打率.350と好調だ。
マーシュは2022年8月にローガン・オハッピー捕手とのトレードでフィリーズに移籍。エンゼルスでは打率.226も、移籍後は打率.288と調子を上げ、今季は3月・4月には27試合で打率.329と好スタートを切った。8月に離脱した時期はあったものの、下位打線で、主に中堅手としてチームを支えた。
11日(同12日)の地区シリーズ・ブレーブス戦では本塁打を含む3安打の活躍を見せると、そこから4試合連続で安打を記録。OPSは1.035まで上がっている。
エンゼルスでは2021年にデビュー。翌2022年にはレギュラーとしてプレーも、チームはトレード期限が迫って“売り手”となったため、フィリーズでは即戦力として獲得。昨季はワールドシリーズも経験しており、勝負の10月を経験するのは今季で2度目だ。エンゼルスは悔しいシーズンを送る一方、マーシュは新天地で存在感を見せている。ネット上では「ありがとう、エンゼルス」「なぜエンゼルスはブランドン・マーシュの退団を許してしまったんだ」「マーシュ活き活きしてて良いな」「エンゼルスを出る喜びの体現者」などと、放出を惜しむ声もあった。
(Full-Count編集部)