阪神、CS初本塁打はドラ1森下翔太 確信アーチに甲子園は大歓声…貴重な同点弾
1点を追う4回、広島先発の九里が投じたスライダーを完璧に捉えた
■阪神 ー 広島(18日・甲子園)
阪神の森下翔太外野手は18日、広島とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦(甲子園)で同点ソロを放った。18年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神のCS初本塁打は、ドラフト1位の23歳のバットから生まれた。
「3番・右翼」で先発出場すると、4回1死走者なしから九里のスライダーを捉えた。フルカウントまで粘って外角への9球目をフルスイング。左翼スタンド一直線の完璧なアーチに、甲子園は大声援に包まれた。
さらに、5回には先発投手の村上が勝ち越しの適時二塁打、続く近本光司にも2点適時打が飛び出し、一気にリードを広げた。レギュラーシーズンの勢いそのままに打線がつながり、九里は苦しい表情を浮かべた。