大移動の井端監督…勃発した侍ジャパン遊撃手争い オリ21歳に熱視線「非常に楽しみ」
井端監督がCSファイナル2戦目の試合前練習を視察
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は19日、京セラドームで行われるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦、オリックス-ロッテの試合前練習を視察した。オリックスの練習中には21歳の紅林弘太郎内野手と話す場面も見られ「まだ若いですし、ショートであれだけの大型というのはいない。今後、非常に楽しみだなと思いますね」と豊かな将来性を期待した。
紅林は2019年ドラフト2位でオリックスに入団。身長187センチ、94キロの大型ショートは、今季127試合に出場し、打率.275、8本塁打、39打点の成績を残し、3連覇に貢献した。前日18日のCSファイナル初戦でも4打数2安打3打点と躍動。井端監督は「昨日も良いところで打ってましたね」と頬を緩めた。
井端監督は11月16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に向けて、パ・リーグ首位のオリックス、2位のロッテ関係者にあいさつを行い「全面的に協力してもらえるということだったので、ありがたいです」と笑顔を見せた。この日の午前中にはジャイアンツ球場で巨人の秋季練習を視察。門脇誠内野手に目を光らせており、遊撃手争いが勃発している。