DeNA戦力外から2年…異国で躍動した29歳 GG賞に打率.330…目指すメジャー球団との契約
乙坂智は米アトランティックリーグ「ヨーク・レボリューション」でプレー
2021年までDeNAでプレーした乙坂智外野手が、米独立のアトランティックリーグ「ヨーク・レボリューション」でプレーした今季を振り返っている。出塁率と盗塁がリーグ2位で、外野手部門のゴールドグラブ賞を受賞。今後はベネズエラのウィンターリーグに参加予定で、メジャー球団との契約へ意欲を口にした。
乙坂は今季、「ヨーク・レボリューション」で103試合に出場して打率.330(373打数123安打)、2本塁打、21二塁打、42盗塁、出塁率.441、OPS.849をマーク。盗塁と出塁率はリーグ2位で、打率は4位。ゴールドグラブ賞も受賞した。
自身のYouTubeで「プラスになることがたくさんあった」と振り返った。序盤に長打が少なかったことがメジャーのスカウトの目に留まらなかった原因と分析し、「OPSを9から9.5にすることがマイナー契約してもらうために必要なことかなと思います」と語っている。
今後はベネズエラのウインターリーグに参加するという。目指すのはメジャー球団との契約。「いったんFAになり来年の契約は決まっていないので、メジャー球団と契約できるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。