岡田監督が絶賛…2年目左腕を“投手MVP”に 回跨ぎの好投「流れを持ってきてくれた」

阪神・岡田彰布監督【写真:小林靖】
阪神・岡田彰布監督【写真:小林靖】

桐敷は2番手で2回を無安打無失点…広島に流れを渡さなかった

■阪神 4ー2 広島(20日・甲子園)

 阪神は20日、広島とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(甲子園)に4-2で勝ち3連勝。アドバンテージの1勝を合わせて4勝0敗とし、日本シリーズ進出を決めた。岡田彰布監督は2番手で2回無失点の好投を見せた桐敷拓馬を投手のMVPに挙げた

 超満員のファンの前でインタビューを受けた岡田監督。4-1、2-1、4-2と全て接戦を制した指揮官は「投手はシーズン通りでしたが、打つ方はシーズン通り行かなかった。苦しい試合が続きましたが、優勝チームとして負けられない思いが僅差のゲームを勝ち切れた要因だと思います」と話した。

 2年目左腕は同点の6回からマウンドに上り、2回を無安打1四球無失点に抑え、相手に流れを与えなかった。今季途中から救援に回り、14ホールド、防御率1.79の活躍。このCSでも2試合3回を無失点に封じた。

 指揮官は「なんであんなに良くなったのか分からないんですけど。短い回ですけど、そのポジションが合った。(回跨ぎは)酷だったけど流れをこっちに持ってきてくれた投球だった」と称えた。

 インタビューではCSでの投打のMVPを問われ、打者では木浪聖也内野手を挙げ、投手では「誰にしようかな……2回を投げた桐敷に」と語った。回跨ぎをものともせず仕事を果たした24歳に最大級の賛辞を送っていた。

(Full-Count編集部)

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