大一番の乱闘騒ぎで5人処分 ア軍右腕は“故意死球”で2試合出場停止&罰金、機構発表

“故意死球”で乱闘騒ぎが起きた【写真:ロイター】
“故意死球”で乱闘騒ぎが起きた【写真:ロイター】

右腕アブレイユがガルシアに死球、故意死球とみなされた

 メジャーリーグ機構(MLB)は21日(日本時間22日)、アストロズのブライアン・アブレイユ投手に2試合の出場停止処分と非公開の罰金処分を科したと発表した。20日(同21日)のレンジャーズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦の8回、アドリス・ガルシア外野手へ死球を与え、乱闘騒動を起こしていた。

 乱闘騒ぎが起きたのは8回無死一塁のレンジャーズの攻撃中。アブレイユが投じた速球がガルシアの左肘付近に直撃。ガルシアは捕手のマルドナードに詰め寄り、一触即発の空気となり、両軍ベンチから選手が飛び出した。この投球に対し、審判員6人全員がアブレイユの“故意死球”とみなしたという。

 また、レンジャーズのガルシアとマット・ブッシュ投手、アストロズのランス・マッカラーズJr.投手が非公開の罰金を受けた。ブッシュとマッカラーズJr.はリーグ優勝決定シリーズ期間中のベンチ入りが禁じられた。さらに、アストロズのダスティ・ベイカー監督は退場処分を受けた後の行動が問題視され、非公開の罰金が科された。

(Full-Count編集部)

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