ヤ軍・大谷翔平のためなら…ジーター氏が言及、剛腕オーナーなら「家に姿を見せる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ジーター氏「本当に素晴らしい選手。しかしながらポストシーズンではプレーしていない」

 今オフに5億ドル(約750億円)を超える争奪戦となる可能性が指摘されているエンゼルス・大谷翔平投手に関して、ヤンキースOBのデレク・ジーター氏が注目発言だ。ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」のコラムニスト、スティーブ・セルビー氏のインタビューに応じ、「オオタニは本当に素晴らしい選手。彼に足りないのは野球界最大の舞台でプレーすることだと思う」とポストシーズンでのプレーを求めた。

 ジーター氏はヤンキース一筋20年で5度のワールドシリーズ制覇に貢献した。「メッツと契約したらどうなるか?」との問いかけに、ジーター氏は「WBCでプレーしたことで評判がさらに別のレベルにまで高まっただろう。しかしながら、ポストシーズンではプレーしていないから、どこでプレーするにせよ、その機会を得られればいいね」と回答した。

 かつてヤンキースのオーナーを務めていたジョージ・スタインブレナー氏は大金で有力選手を買いあさり、その剛腕ぶりから「ビッグ・ボス」と呼ばれ、ヤンキースは「悪の帝国」とも言われていた。「仮に今も生きていたら、ショウヘイ・オオタニをどう勧誘しているか?」。この問いかけに、ジーター氏は珍回答した。

「おそらく家に姿を見せるだろうね。彼(スタインブレナー)がオオタニをどれだけほしいかによると思う。欲しくてたまらないとなった場合、ピンストライプのユニホームを着させるために、必要なことは何でもやると思うよ」

 ニューヨークの地元メディアは勝てば称賛されるが、負ければ手のひら返しで酷評される。ファンからは常に厳しい視線が注がれる環境だ。「オオタニはニューヨークという大きな舞台をどう対処しますか?」との問いかけには、「私には分からないね。彼なら大丈夫だと思うけど、はっきりとは分からない。ニューヨークは他の都市とは少し違うからね」。ニューヨークの地を本拠地とし、二刀流はプレーするのか。

(Full-Count編集部)

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