6球団が戦力外2桁の“大胆整理” ドラ1や大物が続々…2次通告開始で進む血の入れ替え
2次期間初日はソフトバンクが森唯斗ら7人に通告
プロ野球はクライマックスシリーズが終わり、22日から第2次戦力外通告期間がスタートした。初日はソフトバンクが森唯斗、嘉弥真新也両投手ら7選手に来季の支配下契約を結ばないことを通告した。1次期間と合わせると、半数の6球団で10人以上の戦力整理。血の入れ替えが進み、かつてのドラフト1位やタイトルホルダーも岐路に立たされている。
ソフトバンクは森、嘉弥真のほかにも2015年ドラフト1位の高橋純平投手、2019年ドラフト1位の佐藤直樹外野手に戦力外通告をした。さらに、2017年に野球日本代表「侍ジャパン」に選ばれた上林誠知外野手も構想外に。1次期間では育成のみだったが、2次期間で大胆な戦力整理に踏み切った。
ここまで最多は西武の16人。1次期間で2017年ドラフト1位で育成の齊藤大将投手や森脇亮介投手らが通告を受けた。左腕の公文克彦投手は引退を決断。また、巨人は2000安打まで残り72本に迫った中島宏之内野手、鍵谷陽平投手ら13人が戦力外になった。
他にもDeNA、ロッテ、楽天が10人以上の戦力整理を断行。楽天はベテランの炭谷銀仁朗捕手、現役最多332盗塁を誇る西川遥輝外野手とも来季の契約を結ばず。2年連続でBクラスに終わり、若手主体にかじを切った。ロッテは福田秀平外野手ら10人、DeNAも田中健二朗投手ら10人が岐路に立たされた。
一方、最少は日本ハムの2人。支配下では井口和朋投手のみとなった。今季は2年連続で最下位に終わり、新庄政権も勝負の3年目。期間中にはドラフト会議等も控えているが、血の入れ替えはあるのだろうか。
(Full-Count編集部)