167キロが直撃「出場停止にするべき」 顔ゆがめ悶絶…“恐怖の1球”は「クレイジー」

レンジャーズのアロルディス・チャプマン【写真:ロイター】
レンジャーズのアロルディス・チャプマン【写真:ロイター】

チャップマンのシンカーがマコーミックの右膝裏付近を直撃した

■レンジャーズ 11ー4 アストロズ(日本時間24日・ヒューストン)

 レンジャーズのアロルディス・チャプマン投手が投じた103.7マイル(約166.9キロ)の死球がファンを震え上がらせている。しばらく立ち上がることができず、痛みに悶絶する様子は「チャップマンを出場停止にするべきだ」「酷いあざができるだろう」と衝撃を呼んだ。

 23日(日本時間24日)に行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズでのことだった。7回途中から登板したチャップマンは、8回も続投。1死からチャズ・マコーミック外野手に投じた3球目のシンカーは、右膝裏付近を直撃。その場に座り込んで顔をゆがめていたが、その後立ち上がり、足を引きずるように一塁へと歩を進めた。

 メジャー史上最速105.8マイル(約170.3キロ)を誇る“人類最速左腕”。年俸はヤンキース時代の1600万ドル(約22億2000万円)から375万ドル(約5億2000万円)に激減したが、剛球は健在だ。米放送局「FOXスポーツ」が映像を公開すると「104マイルはクレイジーだ」「痛かっただろう」と同情の声が上がった。

【実際の映像】167キロ直撃で顔ゆがめ悶絶…「クレイジー」な恐怖の死球

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