ドラフト候補でも群を抜く「14.43」 驚異の奪三振能力…ハム稲葉GMも惚れた153キロ左腕

星槎道都大・滝田一希【写真:荒川祐史】
星槎道都大・滝田一希【写真:荒川祐史】

星槎道都大の滝田一希、春のリーグ戦では奪三振率14.43をマークしている

 今年のドラフト会議まで残り1日に迫る中、北の大地にも注目を集めている左腕がいる。星槎道都大の滝田一希投手は、豪快なフォームから最速153キロを計測した逸材だ。しかし、速いだけではなく驚異的な奪三振能力を誇る。春のリーグ戦では19回1/3を投げて31三振と、奪三振率14.43をマークしている。

 北海道出身で寿都高(北海道)では、地区3回戦が最高成績で全道レベルの大会にも出場経験がなかった。しかし、道都大では1年から結果を残すと、昨年12月には大学日本代表候補合宿にも選出された。4年春までの通算でも14試合で7勝1敗、53回1/3を投げて防御率1.52、奪三振率12.83と圧倒している。

 今年6月に行われた全日本大学野球選手権では、大商大戦に先発して5回5失点だったが、日本ハムの稲葉篤紀GMが「この試合だけ、どうしても見たかったんだよ」と駆けつけたほどだった。地元の日本ハムが狙っているのかそれとも……。驚異的な奪三振能力を誇る左腕の行方にも、注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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