2軍参戦内定の新潟、新名称は「オイシックス」 球団発表、26年までの侍J輩出が目標

会見に臨んだオイシックスの高島宏平社長、新潟・池田拓史社長、橋上秀樹監督(左から)【写真:川村虎大】
会見に臨んだオイシックスの高島宏平社長、新潟・池田拓史社長、橋上秀樹監督(左から)【写真:川村虎大】

食品通販の会社「オイシックス・ラ・大地」がメインスポンサーに

 2024年シーズンからNPBの2軍公式戦に参加することが内定している新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)は26日、都内で記者会見を行った。食品通販会社の「オイシックス・ラ・大地」がメインスポンサーになり、新球団名が「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」となることを発表した。

「オイシックス・ラ・大地」は有機野菜や無添加加工食品などの通信販売を行う会社。同社の代表取締役社長である高島宏平氏が、来年1月以降に新潟アルビレックスBC代表取締役会長への就任が予定されている。同球団の2軍参戦は11月のNPBオーナー会議で進捗を報告し、問題がなければ正式決定する見込みとなっている。

 会見では高島氏が「日本一選手が育つ球団、日本一おいしい球団」として選手育成に加え、食品通販会社ならではの食事の面でも全面サポートすると発表。「すくすく育つ球団として、2026年までにWBCのような(大会の)日本代表になるような選手を、新潟球団から輩出したい」と当面の目標を掲げた。

 新潟アルビレックスBCは2006年に設立され、翌2007年に創設された独立リーグ「BCリーグ」(現ルートインBCリーグ)に参加。これまでにDeNA・知野直人内野手(2018年ドラフト6位)ら、7人をNPBに輩出している。来季からイースタンリーグに参戦する見込みで、既に橋上秀樹監督(元ヤクルトなど)の来季続投が発表されている。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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