広陵・真鍋は「相当落ち込んでいる」 希望の上位指名ならず…監督苦渋「これが現実」

会見場で指名を待つ広陵・真鍋慧(右)【写真:真田一平】
会見場で指名を待つ広陵・真鍋慧(右)【写真:真田一平】

4位以下での指名なら進学する意向

「プロ野球ドラフト会議 supporeted by リポビタンD」が26日に行われ、広陵の真鍋慧内野手は、支配下指名の4位までに名前を呼ばれず、会見場を後にした。真鍋は4位以下での指名なら進学する意向。中井哲之監督は「今はすごくショックを受けている。『これが現実だから、悔しかったら頑張るしかないよな』と伝えた」と語った。

 真鍋は身長189センチの左打ちスラッガー。「広陵のボンズ」と称され、2年春、3年春夏に甲子園に出場。聖地では一発はなかったが、高校通算62本塁打を誇る。

 中井監督とともに会見場で指名を見届けていた真鍋だったが、名前が呼ばれないまま4位指名が終わると、会議終了を待たずに退席。真鍋は終始表情を変えなかった。報道陣にはその後、真鍋本人の取材はないと発表され、中井監督が報道陣に対応。「最後のチェックまで来られた球団も何球団もあったので、かかるんじゃないかなという気持ちではあったのですが、それは球団の方針。こちらが言うことではない」と語った。

 今後は大学に進学する予定で、「非常に負けず嫌いで頑張れる子。今後の活躍を応援したいし期待したい」とエールを送った。

(Full-Count編集部)

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