「高校BIG3」から支配下指名なし U-18完全試合右腕も…ドラフト会議、主な指名漏れ選手
仙台育英高の仁田陽翔投手、明大の蒔田稔投手らも名前を呼ばれなかった
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、東京都内のホテルで行われ、支配下では72人、育成では50人の計122人が指名された。広陵高の真鍋慧内野手、沖縄尚学高の東恩納蒼投手らの名前は挙がらなかった。花巻東高の佐々木麟太郎内野手はプロ志望届を出さなかったため、「高校BIG3」から指名を受けたのは、ソフトバンク育成3位の佐倉侠史朗内野手だけだった。
真鍋は、4位までに名前を呼ばれず会見場から退出。高校通算62本塁打のパワーでバリー・ボンズに例えられ、“広陵のボンズ”とも呼ばれていた。東恩納は9月に台湾(台北)で行われた「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」に出場。プエルトリコとのスーパーラウンド2戦目で、5回無安打無失点でコールド勝ち。参考記録ながら完全試合を達成して注目を集めていた。
高校生では、仙台育英高の仁田陽翔投手、神村学園高の黒木陽琉投手、履正社高の森田大翔内野手らの指名もなかった。大学生では明大の蒔田稔投手、立大の池田陽佑投手、法大の尾崎完太投手、早大の熊田任洋内野手、関大の有馬諒捕手らの名前も呼ばれなかった。