NPBで活躍も薬物違反で解雇 2年で3度の退団…止まらない元助っ人の転落劇
元広島のバティスタは現在メキシコでプレー
元広島の助っ人ザビエル・バティスタ外野手が苦境に立たされている。2017年から3年間で62本のアーチを積み重ねたが、2019年にドーピング違反が発覚し契約解除。以降はメキシコ、台湾と渡り歩いたが、直近2年で3度の自由契約を受けた。31歳とまだ衰える年齢ではないものの、厳しい立場にいる。
バティスタは2016年に広島と育成契約、翌2017年途中に支配下契約を結ぶと同年は11本塁打。翌年は99試合で25本と、2019年は26本を放っていたが、同年9月に尿検査でドーピング違反が発覚。6か月の出場停止処分が科されると、オフに契約解除となった。
2021年にはメキシコで打率.296、19本塁打、57打点の成績を残したが、2022年台湾では打率.157と低迷し退団。今年再びメキシコに戻るも、レオン・ブラボーズを出場19試合、さらにグアダラハラ・マリアッチスも出場14試合で自由契約となった。
6月にカンペチェ・パイレーツと契約を結び、46試合、打率.244、本塁打16、打点40と復活の兆しも見せる。31歳の長距離砲は再び輝きを取り戻すことはできるだろうか。
(Full-Count編集部)