大谷翔平は41歳になっても“億万長者” 米記者が示した適正価格の異次元さ

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ラード氏「打者として約44億9000万円、投手として29億9300万円」

 エンゼルスの大谷翔平投手を獲得するためには、いくらかかるのだろうか。ニューヨーク放送局「SNY」で、3人の識者が激論。年俸5000万ドル(約74億8300万円)でも足りないという意見まで飛び出した。

「メッツはショウヘイ・オオタニのオファーをどこで線引きをするべき?」として話し合われた。MLB公式サイトのメッツ番記者アンソニー・ディコモ氏が「君達は私がクレイジーだと思うだろう。例外であることは理解している。超短期契約の超高年俸の3年2億ドル(約299億円)だ」と提案した。

 そして「この金額より多く支払いたくない。なぜなら、長期離脱の故障歴があって、来年は投げられない30歳を迎える選手を(チームに)抱えたくない。素晴らしい打者だが、長期契約を結んだ場合、(いい契約になると)予想できない。もしFAの選手に対して、超大型契約を結びたいのであれば、私なら1年待ってフアン・ソトを獲得する」と主張した。

 これに対して、米メディア「Audacy Sports」のラジオ番組「WCBS 880」で実況を務めるキース・ラード氏は「大金を提示しなきゃ駄目だ。11年5億5000万ドル(約823億円)だ。40歳か41歳になるまで契約するべきだ」と反論。「彼は打てるから。来年投げられなくても、2025年には(投手として)戻ってくる。2度手術した男が、5年後どうなっているかわからない。それでも、打者として(年俸)3000万ドル(約44億9000万円)、投手としても(年俸)2000万ドル(約29億9300万円)の年俸5000万ドル(約74億8300万円)払っても(適正金額には)足りないかもしれない」と評価した。

 同放送局のジョン・ハーパー記者は「10年4億5000万ドル(約673億円)保障で、投球回数か登板数の出来高を(最大)1億5000万ドル(約224億円)加える。なので、合計6億ドル(約898億円)の可能性がある」と提案し「出来高は彼自身で掴まないといけないけど、打者としては4億5000万ドルの価値がある。彼は(来年)30歳だけど、いい歳のとり方をすると思う。打線に加われば、優勝のできる」と期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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