袴姿のギャップが「可愛すぎ」　全力ダンスが魅力の“道産子ヴィーナス”は合気道美女

ヴィーナス1年目の土原一花さんはホクロがチャームポイントのパワフル美女

　巨人は10月4日に最終戦を終え、公式マスコットガール「VENUS（ヴィーナス）」も共に戦った1年間のシーズンを終えた。1年目だった土原一花さんにとっても刺激的な期間だった。合気道が特技でインスタグラムで披露した袴姿は反響を呼んだ。球場で見せた弾ける笑顔とのギャップが印象的だった。

　大学時代に始めた合気道。「自分の身は自分で守る、そんなかっこいい女性にも憧れています」と凛とした表情で語る。今も大会に出場し、頂点に立つことを夢見ている。合気道に取り組んでいることに、メンバーやファンから「見えない……めっちゃかっこいいね」と驚かれることも多い。

　土原さんは「踊りにも活かされているんです（笑）」と、足や腰の動きのキレに磨きがかかっていると実感している。インスタグラムで披露した袴姿は「可愛い過ぎ」「袴姿カッコイイ……コナンの蘭姉ちゃんぽい雰囲気が！」「実際にやってる姿も見てみたい」と大反響だ。

　ヴィーナスの一員となって感激した試合がある。5月21日の中日戦（東京ドーム）でプロ初勝利を挙げたルーキー・松井颯投手を試合後、カートに乗せ、場内を一周。スタンドのファンから松井へ注がれた祝福の言葉、期待の声を近くで浴び「こんなにもファンの方々は温かい人たちなんだ……こういうチームの応援ができて幸せだと感じました」と言う。自分への歓声ではないが、ちょっとだけ誇らしい気持ちになった。

　自分自身も“ルーキーイヤー”となった2023年。チームは4位でシーズンを終え、ポストシーズンでのダンス披露とはならなかった。今後の目標として土原さんは「野球では、走攻守揃った選手が良い選手と言われますが、私はしゃべっても良し、女性としても憧れられる人になりたいです」と少し照れくさそうに明かした。合気道とチアのギャップが魅力の美女は、力強く、未来へと歩んでいく。