韓国で無双も…阪神では散々の助っ人 台湾2か月で解雇も、7か国転々で新天地はドバイ

元阪神のウィリン・ロサリオ【写真:荒川祐史】
元阪神のウィリン・ロサリオ【写真:荒川祐史】

ロサリオは日本、韓国、台湾、米国、メキシコ、ドミニカ、ベネズエラでプレー

 2018年に阪神でプレーしたウィリン・ロサリオ捕手が、中東と南アジアを拠点とするプロ野球の新リーグ「ベースボール・ユナイテッド」のドラフト会議で指名を受けた。日本時間23日から24日にかけて行われ、ロサリオはアラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置くウルブスから3巡目(全体24位)で指名。日本、韓国、台湾でプレーしたジャーニーマンは新たな国で活躍できるだろうか。

 ドミニカ共和国出身で、2006年にロッキーズと契約したロサリオ。2011年にメジャー昇格すると、2012年には28本塁打、2013年には21本塁打と好成績を残した。その後は出場機会を減らし、2016年からは韓国のハンファでプレー。2017年には打率.339、37本塁打、111打点、OPS1.075の圧倒的な成績を残して阪神に移籍した。しかし、75試合で打率.242、8本塁打に終わり、1年で退団した。

 2019年はツインズとマイナー契約を結び、3Aでは打率.300、20本塁打、91打点の成績でチームMVPにも選ばれたが、メジャー昇格は叶わず。メキシカンリーグを経て、2022年に台湾プロ野球(CPBL)の統一に加入した。しかし、わずか4試合で故障すると、開幕から約2か月の6月2日に契約解除。その後はメキシコに復帰し、ウインターリーグでもベネズエラ、ドミニカと転々としている。

(Full-Count編集部)

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