松坂世代43歳・久保康友がドイツ最優秀投手 欧州で現役続行…地区1位の防御率1.62

ロッテ、阪神などで活躍した久保康友【写真:福岡吉央】
ロッテ、阪神などで活躍した久保康友【写真:福岡吉央】

野球ブンデスリーガのハンブルク・スティーラーズでプレーしている

 元ロッテ、阪神、DeNAで現在はドイツのハンブルク・スティーラーズでプレーする久保康友投手が、北地区の最優秀投手に選出された。野球ブンデスリーガの公式ホームページで発表された。

 久保は2017年を最後にNPBを離れてからは海外にプレーの場を求め、米独立リーグやメキシカンリーグで投げ続け、昨季は関西独立リーグの兵庫や、北海道ベースボールリーグの富良野でプレーしていた。

 43歳のシーズンとなった今季はドイツに挑戦の場を求めた。122回を投げて防御率1.62の好成績をマークし、投球回と防御率はいずれも地区1位。与四球も17と代名詞の制球力も健在だった。

 松坂世代の一員として、関大一高(大阪)3年時の選抜で準優勝。社会人野球の松下電器を経て2005年にロッテ入りし、同年10勝3敗の成績を残した。その後2009年には阪神、2014年にはDeNAと移籍し、NPB通算では304試合に登板、97勝86敗6セーブで防御率3.70の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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