日本経てついに7か国目…韓国で手にした“栄誉” 元鷹左腕が歩む異色のキャリア

元ソフトバンクのアリエル・ミランダ【写真:福谷佑介】
元ソフトバンクのアリエル・ミランダ【写真:福谷佑介】

2018年途中からソフトバンクでプレーした左腕・ミランダ

 かつてソフトバンクでもプレーしたアリエル・ミランダ投手が、7か国目となった地で好投を見せている。ドミニカ共和国のウインターリーグに初挑戦し、2試合で1勝0敗、9回2/3を投げて防御率2.79をマーク。日本球界退団後、どのチームでも安定した成績を残している。

 ミランダは2007年から2013年までキューバ国内リーグでプレーし、亡命を経て2016年からはオリオールズとマリナーズでプレーした。2018年途中からソフトバンクと契約し、同年は8試合で6勝1敗、防御率1.89。プレーオフでも好投した。2019年には7勝5敗、防御率4.19でオフに退団した。

 翌年は台湾(CPBL)の中信兄弟で10勝8敗、防御率3.80。2021年には韓国(KBO)の斗山で14勝5敗、防御率2.33をマーク。シーズン新記録となる225奪三振を記録し、NPBの沢村賞にあたるチェ・ドンウォン賞を獲得した。

 今季はメキシカンリーグのサルティーヨで4勝1敗、防御率4.56。現在はドミニカウインターリーグのアギラスに所属しており、これで7つの国でのプレー経験を持っていることになる。1月に35歳となるジャーニーマンの歩むキャリアに、今後も注目だ。

(Full-Count編集部)

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