大谷翔平の“MVP落選”に米敏腕記者が主張 40HR&70盗塁を大絶賛も「普通の野球」
大谷翔平は「唯一無二の方法でチームに貢献した」
2日(日本時間3日)に発表された選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」は、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が受賞。エンゼルスの大谷翔平投手は選出されなかったが、“異論”も起きている。米敏腕記者はアクーニャJr.の活躍を称賛しながらも、大谷のパフォーマンスは“別次元”と評している。
米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏が米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。自身がMVPを選ぶなら大谷とした。怪我のため9月上旬に今シーズンを終えたが、「それでも、私はオオタニを選ぶ」と明言。「最初の4か月は別世界の活躍だった。怪我したからといって、そのことを忘れてはいけない」と力を込めた。
また、アクーニャJr.の活躍を絶賛した上で「やっていることは普通の野球だ」とも。「普通というのは1つのポジションを守る選手。オオタニは二刀流で驚異的な活躍をしたので、どんな形でも(他の選手と)比べることは難しい」と解説する。
さらに、2人を比較するのは「りんごとオレンジのような議論だ」と説明。「2人は全く違うタイプの選手だ。アクーニャJr.を選んだら間違いという訳ではない。なぜなら、ほぼ全試合に出場し、チームに大きく貢献した」と続けた。
その上で「でも、今シーズンだけでなく歴史的に見てもオオタニは唯一無二の方法でチームに貢献した。怪我が悪影響になるのは避けられないが、ア・リーグMVPは獲得するだろう。だから、このアウォードも彼が受賞すべきなんだ」と主張した。
(Full-Count編集部)