“史上最低”だったワールドシリーズ コロナ禍の2020年を下回る…深刻すぎる数字
1試合の平均視聴者数は910万人…2020年の980万人を下回った
今年のワールドシリーズはレンジャーズがダイヤモンドバックスを4勝1敗で撃破。球団創設63年目で初の世界一に輝いたが、関心度は今一つだったようだ。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると平均視聴者数は史上最低の910万人。新型コロナの影響で短縮シーズンで行われた2020年の980万人を下回った。
「タイムズ」紙は、米スポーツ分析会社「ニールセン」による調査結果を紹介。今年のワールドシリーズは、記録が残されている1960年代からでは視聴者数が史上最少で、5試合の平均視聴者数は910万人だった。
第2戦が815万人と低迷し、10月30日(日本時間31日)の第3戦は812万人まで下がった。この数字は記録が残っている中ではワールドシリーズ最少だった。どちらもワイルドカードからの勝ち上がりで伝統球団ではなかったという側面もあるが、野球人気低下が叫ばれる中、注目度は低かったようだ。
(Full-Count編集部)