後がないオリックス、4回に早くも代走 1点リードでも…中嶋監督が“攻めの采配”
ここまで2勝3敗と敗れれば敗退のオリックス、積極的な采配を振るった
■オリックス ー 阪神(4日・京セラドーム)
オリックスは4日、京セラドームで行われた阪神との「SMBC日本シリーズ2023」第6戦で4回に動いた。死球で出塁した杉本裕太郎外野手に、早くも代走として福田周平外野手を送った。1点リードの場面だったが、ここまで2勝3敗と敗れれば敗退となるだけに、中嶋聡監督が積極的な采配を振るった。
エースの山本由伸投手が先発し、4回までの2-1と1点をリード。1死走者なしから6番の杉本が、阪神先発の村上頌樹投手から死球を受けた。痛めた様子ではなかったが、ここでベンチが動いた。代走として福田を投入。続くセデーニョが空振り三振、若月が二飛に倒れ追加点はならずも、驚きの采配だった。
(Full-Count編集部)