49歳でも変わらぬスイング「やっぱエグい」 弾道は健在…松井秀喜氏の豪快打球に驚愕の声
子どもたち全員の打撃投手を担当…フリー打撃では“野球教室初”の柵越えゼロに
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が5日、東京・八王子市のセガサミー野球場で、自身が主宰するNPO法人「Matsui 55 Baseball Foundation」の少年野球教室を開催した。恒例のフリー打撃では31スイングで柵越えならず。それでも現役時代と変わらぬフォームで強烈なスイングを連発。ファンからは「こんなに飛ばすの」「やっぱエグいなぁ」と驚きの声が上がった。
参加した30人の野球少年少女だけでなく、保護者とも交流。前日にニューヨークから帰国し、過密な日程の中でも参加者全員の打撃練習を務めるなど、ひとりひとりに丁寧に指導した。最後にはフリー打撃を披露したが、31スイングで柵越えはゼロ。右翼ポール際に大飛球を放った場面では「(ポールを)巻いていたよね?」と主張し、観客を笑わせた。
野球教室で柵越えゼロは初の出来事。最後のあいさつでは「きょうは私がとうとうホームランを打てなくなった記念すべき日。私も忘れない。これからは皆さんの時代です」と次世代に託した。日米通算507発を誇るゴジラが引退して11年。今年で49歳になるが自ら実践して汗を流す姿に、子どもたちもたくさんのことを学んでいた。
(Full-Count編集部)