ヤクルト田口、FA権行使は「考え中」 球団に愛着も…評価よりも大事な“条件”
今回の侍ジャパンでは最年長となる田口「いつもとは違う感覚」
野球日本代表「侍ジャパン」は6日、16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」へ向け、宮崎市清武総合運動公園でキャンプインした。今季国内FA権を取得したヤクルト・田口麗斗投手は、権利行使について「考え中です」とした。
今季はヤクルトで50試合に登板し、3勝5敗33セーブ、防御率1.86の成績を残した。FA権行使について、球団とは「何度かお話をさせていただいて、進めてはいる」と語り、「前に所属したジャイアンツもそうですし、ヤクルトもそうですし、そのチームでやることは特別なことなので。そのチームに限らず、愛着はどちらにせよ持てるタイプ。お世話になっている球団ですし、そういうのも考えながら進めていければと思います」と、チームへの愛着についても明かした。
他球団からの評価が気になるか、との質問には「自分の評価よりも、必要とされる感情のほうが。必要とされるほうがやっぱり嬉しい。より必要としてもらえる、例えばですけどね。そういうチームがあるのであれば、僕は耳を傾ける可能性はもちろんあります」と語った。
28歳の田口は、今回の侍ジャパンにはオーバーエイジ枠での参加となり、チーム内では最年長。「今までは僕が若いタイミングで(侍に)参加させてもらっていた。(今回は)いつもとは違う感覚で臨んでいる。ふわふわした気持ちもありますし、逆に少し気まずい感じもあります。馴染んでもらえるように、僕から歩み寄って野球観とかを聞いて勉強したい」と意気込んだ。
(Full-Count編集部)