データトップも…GG選外に同僚怒り「なんて愚かな」 猛主張に賛否「受賞すべきだった」
“指標トップ”のバーショが選出されず…同僚が異議
メジャーリーグのゴールドグラブ賞が5日(日本時間6日)に発表された。パドレスのキム・ハソン内野手やレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が受賞する中、ブルージェイズのクリス・バシット投手は選出に“異議”を唱えた。
バシットは自身のX(旧ツイッター)で、チームメートのドールトン・バーショ外野手が選出されなかったことに対し、「DRSでトップなのにゴールドグラブを獲れないなんて。まったくなんて愚かなことだ」と指摘。どれだけ失点を防いだかを評価する守備指標・DRSのランキングを添付し、1位であるバーショの落選を疑問視した。
同ランキングではバーショがトップで、2位から8位までの選手はゴールドグラブ賞に選出されている。バシットの主張に対しては「おっしゃる通りです、ほんとうに」「考えなくたって、彼が受賞すべきだった」「人気投票だ」と賛成する声や、「公平を期すために言わせてもらえれば、レフトの守備スタッツはまあまあだったが、センターのそれには目を見張った」「DRSだけが守備指標ではない」と指摘する声もあった。
実際バーショは、DRSが29でトップだが、これは各ポジションでの数値を合わせたもの。117試合で出場した左翼だけのDRSは11、64試合で守った中堅では18と合計値より下がるため、日本と違い外野の各ポジションから選出される同賞は逃す結果となった。
(Full-Count編集部)