大谷翔平、シルバースラッガー賞を2年ぶり受賞 イチロー以来快挙で今オフ“5冠目”
打撃成績のみが評価され、監督とコーチの投票で選出される
打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞が9日(日本時間10日)にメジャーリーグ機構(MLB)から発表され、エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグ指名打者部門で2年ぶりに選出された。
大谷はMVPを獲得した2021年に同賞を初受賞。日本選手ではイチロー以来、12年ぶり史上2人目の快挙だった。昨年はユーティリティ、指名打者の2部門で最終候補入りしていたが、いずれも受賞を逃していた。
今季は44本塁打を放ってア・リーグ本塁打王に輝くなど、打率.304、95打点、OPS1.066という成績を残し、2年ぶりの奪還となった。
今オフは本塁打王に加えてチームの最優秀選手(MVP)、米専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、選手間投票によるア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」を獲得しており、早くも“5冠目”となった。
シルバースラッガー賞は各ポジションで優れた打撃成績を残した選手に贈られる。打撃成績のみが評価され、監督とコーチの投票で選出される。1980年に表彰が始まり、日本選手ではイチローが2001、2007、2009年と過去3度受賞している。
(Full-Count編集部)