今永昇太、米挑戦は2019年頃から球団と議論「僕からではなく」 4年越しの思い明かす

会見を行ったDeNA・今永昇太【写真:田中健】
会見を行ったDeNA・今永昇太【写真:田中健】

8年在籍したDeNAには「背中を後押ししてくれて、凄く感謝したいです」

 DeNAの今永昇太投手が13日、横浜スタジアム内で会見を開き、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを表明。左のエースの流出はチームにとって大きな痛手になるはずだが、球団は数年に渡って後押しをしていたという。「背中を後押ししてくれて、凄く感謝したいです」と明かした。

 メジャー挑戦の話が出始めたのは2019年頃。2017年から侍ジャパンに選ばれるようになり、「国際大会の楽しさ、しんどさだったり、そういったものを経験していくにつれて、だんだん米国の野球がどういう野球なのか、そういった思いが出てきました」と心境の変化を明かした。

 近年はオフの契約更改のたびに議題に上がったといい、「僕からではなく球団側からもその夢はどうだったという質問もいただいて、背中を後押ししてくれて、凄く感謝したいです」と、球団に対しても感謝の言葉を述べた。

 MLBで成し遂げたいことを問われると、「MLBを目指す子どもたちが、球場に僕のユニホームを着て足を運んでくれる、それが一番初めの目標」と語った。優勝などの目標もありつつも「まずは向こうに認められないといけないので、いつかそういう選手になれたらという気持ちがあります」と足元を見つめていた。

(Full-Count編集部)

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