歓喜の胴上げから2年…“激変”した境遇 移籍1年目で戦力外→引退、助っ人は米移籍
燕2021年リーグV…胴上げ投手のマクガフはメジャーで躍動、荒木&渡邊は引退
ヤクルトは今季、57勝83敗3分けで5位に終わった。日本一に輝いた2021年から2年。リーグ優勝を決めた試合で、終了の瞬間にグラウンドに立っていた選手にもさまざまな“変化”が見られている。
2021年10月26日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に5-1で勝ち、高津臣吾監督が宙に舞った。9回を締めたのは当時の守護神、スコット・マクガフ投手だ。この年は31セーブ&14ホールド、2022年に38セーブを挙げてリーグ連覇に貢献すると、メジャーへ。今季はダイヤモンドバックスで63登板し、2勝7敗9セーブ14ホールドの活躍だった。
この試合に「8番・遊撃」でフル出場した西浦直亨内野手は今季途中に阪口皓亮投手との交換トレードでDeNAに。今季成績は2球団合わせて19試合で3安打、打率.143にとどまった。
右翼の守備固めに就いた渡邉大樹外野手は昨オフ、現役ドラフトでオリックスに渡った。しかし1試合出場にとどまり今オフ戦力外に。12日に自身のSNSで現役引退を報告した。
一塁の守備固めに入った荒木貴裕内野手は今季限りで現役引退。14年間の現役生活に終止符を打った。通算成績は685試合で打率.228、18本塁打だった。
生き馬の目を抜くプロ野球の世界。チームの新陳代謝も早い。高津監督が就任2年目で初めて宙に舞ってから2年。“現在地”は様々だ。
(Full-Count編集部)