山本由伸の代理人とヤ軍GMが“険悪ムード” 489億円男への発言巡り…炎上収まらず

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】

「ヤンキースと契約を考えている選手はテフロンのような精神力と身体が必要」

 ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手を巡って、ブライアン・キャッシュマンGMと同選手の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏との間に不穏な空気が流れている。キャッシュマンGMが「また怪我をする」と復活に悲観的な発言をしたことでファンからの非難の声が殺到。オリックスからメジャー挑戦を目指す山本由伸投手の代理人も務めているウルフ氏が、これに猛反発している。

 事の発端は、先日行われたGM会議での発言。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」によると、キャッシュマンGMは「怪我をしている期間を短くしたい。でも彼は毎試合プレーするとは言わない。なぜなら、そうならないからだ。また怪我をする可能性の方が、(怪我を)しない可能性より高い。(怪我をすることを)含めて彼なんだ」などとスタントンへの不信感を口にしていた。

 米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏はウルフ氏の反応を紹介。「(キャッシュマンGMの)インタビュー全文を読んだ。国内FA、国際FA問わず、ヤンキースと契約を考えているFA選手は、テフロンのような精神力と身体が必要だということを思い出させてくれた。なぜなら、オフシーズンになっても、絶対に気を抜いていてはいけないからだ」と苦言を呈した。

 スタントンは今季、101試合の出場で打率.191、24本塁打、OPS.695。2014年オフにマーリンズと結んだ13年総額3億2500万ドル(約489億円)の巨額契約のもとでプレーするが、数々の故障で苦しんでいる。いつもは辛辣なファンも「自軍の選手を批判することはダメだ」「スタントンはいい気分ではないだろう」「チームを崩壊させる」「私達はスタントンの味方だ!」と非難している。

(Full-Count編集部)

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