韓国代表監督、侍Jを警戒「一番いいチーム」 160キロ右腕が先陣…KBO2冠王にも期待

会見を行った韓国代表のリュ・ジュンイル監督(左)とムンドンジュ【写真:荒川祐史】
会見を行った韓国代表のリュ・ジュンイル監督(左)とムンドンジュ【写真:荒川祐史】

ムン・ドンジュ「150キロ半ばから後半まで投げられる」

「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」が16日に東京ドームで開幕する。韓国代表は15日に東京ドームで練習を行った。リュ・ジュンイル(柳仲逸)監督は「簡単に勝てるチームはない。日本が一番いいチーム」と警戒心を強めた。

 16日の初戦、オーストラリア戦はムン・ドンジュ(文東柱)投手(ハンファ)が先発する。今春のWBC韓国代表から選出漏れしたが、韓国プロ野球で史上初めて160キロ超を投げたとして話題になった。「ストロングポイントは速い球。どんな打者が来ても緊張せずに速い球を投げられる。(今も)150キロ半ばから後半まで投げられると思います」と言葉に力を込めた。

 4番を打つのはノ・シファン内野手(ハンファ)。185センチ、105キロの堂々の体格を誇る右のスラッガーで、今季は31本塁打、101打点で韓国プロ野球で2冠王に輝いた。リュ監督は「長打を打ってほしいと思います。豪州は投手も打者もいい。(事前合宿の)テグでもとてもいい打撃をしていたし、今日も良かった。センター方向にいい打撃をしていた」と期待を込めた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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