西武、炭谷銀二朗の獲得を発表 背番号「27」で6年ぶり復帰…渡辺GM「戦力として」

西武に6年ぶり復帰する炭谷銀仁朗【写真:徳原隆元】
西武に6年ぶり復帰する炭谷銀仁朗【写真:徳原隆元】

今季は65試合に出場して打率.221で楽天から戦力外通告を受けていた

 西武は16日、楽天から戦力外通告を受けていた炭谷銀二朗捕手を獲得したと発表した。背番号は「27」に決定。2018年以来、6年ぶりの古巣復帰となる。

 炭谷は2005年高校生ドラフト1巡目で西武に入団。2018年までプレーし、ベストナインや2度のゴールデングラブ賞などチームを支えた。2018年オフにFA権を行使して巨人に移籍。2021年途中にトレードで楽天入りした。NPB通算1541試合の出場を誇る。

 西武の捕手陣は、昨オフに扇の要だった森友哉がオリックスにFA移籍。今季のスタメンマスクは古賀悠斗が90試合、柘植世那が41試合、古市尊が12試合と正捕手を固定できなかった。

 炭谷は今季、65試合に出場して打率.221、1本塁打、10打点。36歳で来季がプロ19年目を迎えるベテランが、プロ入りから13年間プレーした古巣で再起を図る。

〇炭谷銀二朗
「6年ぶりにライオンズに帰ってくることになり、率直にうれしいです。ライオンズは6年前とはメンバーも変わって、若い選手が増えたな、という印象です。僕にとって思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニホームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに、特別な感情があります。ライオンズファンの皆さまには、ぜひベルーナドームに足を運んでいただき、背番号27の炭谷銀仁朗に熱い青炎(声援)を送っていただけたらうれしいです」

〇渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャー
「(炭谷)銀仁朗には、戦力としてライオンズに戻ってきてもらいます。それと同時に、今いるライオンズの若いキャッチャー陣に対して、これまで培った知識や経験も伝えていってもらえればと思っています」

(Full-Count編集部)

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