ジ軍が狙う大谷翔平&山本由伸“W獲り” 本拠地は不利でも…敏腕記者が確信するワケ
ヘイマン記者「オオタニの争奪戦からジャイアンツを外すことはできない」
FA市場で注目を浴びている大谷翔平投手と山本由伸投手について、ジャイアンツが“W獲り”を狙っているとMLB公式サイトが報じた。来季は打者専任となる大谷にとって、左の強打者には不利とされる本拠地オラクル・パークだが、米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「獲得に動くだろう」と分析した。
ジャイアンツは昨オフ、アーロン・ジャッジの獲得に失敗。さらに一度は合意したカルロス・コレアとの契約も破談となった。それだけに「今オフ、最低でも1人のスター選手を獲得しようと決心しているようだ。今季79勝83敗に終わり、直近7年間で6回もポストシーズン進出を逃している」と積極的に動くようだ。
ヘイマン氏によると、ベリンジャー、チャップマン、スネルの獲得に興味を示しており、「日本から来るエース投手のヨシノブ・ヤマモトと韓国から来るイ・ジョンフの獲得にも動いていた(ことが報じられている)」。その上で「もちろん、オオタニ争奪戦からジャイアンツを外すことはできない。地元紙サンフランシスコ・クロニクルのジョン・シェア記者は、オオタニはジャイアンツのナンバーワンターゲットだと報じた」と述べた。
ヘイマン氏も「ジャイアンツはビッグ(大谷)の獲得レースに参戦するだろう。過去数年間、彼らは大物選手を狙ってきた。でも何かしらの理由で獲得できていなかった。コレアと合意したがうまいかなかった」と、資金を持っていることを指摘。「(オラクル・パークはジャイアンツにとって不利に働くだろう。左の強打者にとっては厳しい球場だ。(本拠地という)ハードルはあるが、ビッグの獲得に動くだろう」と強調した。
(Full-Count編集部)