大谷翔平&アクーニャJr.が作った“史上初” 歴史的シーズンの「レジェンドコンビ」

ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左)とエンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左)とエンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】

両リーグ満票MVPは史上初、新人王&MVPは7度目の快挙となった

 全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票で決まる最優秀選手(MVP)が16日(日本時間17日)に発表された。ア・リーグはエンゼルスからFAとなった大谷翔平投手、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が受賞した。両者ともに1位30票の満票選出だったが、これは史上初の快挙となった。

 米スポーツ局ESPNの「スタッツ&インフォ」は「ショウヘイ・オオタニとロナルド・アクーニャJr.は満票でMVPを獲得した。両リーグ満票MVPは史上初だ」と伝えた。

 大谷は今季、野手として打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066で日本選手初の本塁打王に輝き、投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。二刀流として躍動した。一方のアクーニャJr.も打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁をマーク。史上初の40本塁打&70盗塁を達成し、地区優勝に貢献する歴史的なシーズンを送った。

 MLB公式のサラ・ラングス記者によれば、両リーグのMVPが、新人王を獲得しているケースは今年で7回目だという。2021年の大谷、ブライス・ハーパー以来で、「オオタニとアクーニャJr.は、新人王(2018年)とMVP(2023年)を同じ年に受賞している最初のコンビだ」と祝福した。

 まさに“2人のシーズン”だったといってもいい今季。ファンからは「なんというレジェンドコンビ!」「オオタニ、アクーニャJr.よくやった」「信じられないことだ」「彼らが健康を維持すれば、歴代最高の選手になるだろう」「彼らは興奮と楽しさをもたらしてくれた」「2人の天才がブレーブスのユニホームを着て、同じチームでプレーしている姿を想像してほしい」「来シーズン同じチームでプレーするのが待ちきれない!」といったコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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