ライバル所属球団が“大穴”に浮上…激化する大谷翔平争奪戦 金銭的余裕&懸念点も
某球団幹部「ブルージェイズが大穴と考えている」
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手について、ブルージェイズが争奪戦に加わる可能性があると米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。チームの主力選手の契約延長が保留になる可能性があるとし、金銭的な余裕が生まれるかもしれないと指摘している。
記事では「少なくとも某球団幹部は、オオタニの去就においてブルージェイズが大穴と考えている」と言及。現時点で2025年シーズン後にFAとなるブラディミール・ゲレーロJr.内野手と、3年契約の1年目を終えたボー・ビシェット内野手との契約延長プランが保留となる可能性が浮上しており、今オフの大谷争奪戦に加わる可能性に触れている。
ブルージェイズは左の長距離砲を必要としており、大谷の存在はピッタリ。ジョージ・スプリンガー外野手との6年1億5000万ドル契約(約224億円)は2026年シーズン終了後に満了を迎えることから、今後打力のある選手が必要になる。トロントは日本人の人口が増加していることから、「国際的な都市」として売り込める部分はアピールポイントだと説明されている。一方、懸念点としては、もし大谷の優先事項が勝利である場合、ア・リーグ東地区は強豪揃いという点で、避けられるという可能性も挙げている。
地元紙「トロント・サン」のブルージェイズ番ロブ・ロングリー記者も同記事を引用し、「オオタニ獲得において(金銭的な)余裕を生むためのお金があるのかもしれない」と、争奪戦参戦の可能性を指摘した。仮にブルージェイズ加入となれば、2021年には本塁打王争いを繰り広げたゲレーロJr.とチームメートとなる。
(Full-Count編集部)