豪州代表も感激「観客は最高だ」 東京Dで初体験…日本のファンに“異例のお願い”
公式Xで呼びかけ「私たちのために歌ってくれますか?」
独自の鳴り物にスクワットやジャンプ……。日本の野球応援は世界的に見ても特徴的だ。「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」では、豪州代表の選手たちが“日本式応援”に注目。公式X(旧ツイッター)で「オーストラリアのために良いファイトソング(応援歌)を作るにはどうすればよいでしょうか?」と呼びかけている。
18日には野球日本代表「侍ジャパン」と対戦。小園海斗内野手(広島)の打席では広島特有のスクワット応援、藤原恭大外野手の打席では、ファンが飛び跳ねて応援していた。NPBでは、ほどんどの選手に独自の応援歌が作られている。
WBCの際にも来日していた元エンゼルスのアーロン・ホワイトフィールド外野手は、日本の応援を「クレイジーだよね。(満員の)観客は最高だよね。なので、日本と戦うときは興奮する」と嬉しそうに話していた。ホワイトフィールドはWBCで目の当たりにしたが、豪州の若手選手にとっては初めての経験。カメラで撮影する選手もいたといい「とても興奮していたよ。初日のドームでの練習でさえ、彼らは興奮していた」と貴重な経験だったようだ。
この“日本式応援”には豪州代表の広報担当も注目。公式Xで「私たちは東京ドームでの日本の応援歌とファイトソングが大好きです! オーストラリアのために良いファイトソングを作るにはどうすればよいでしょうか? 日本人は私たちのために歌ってくれますか?」と呼びかけていた。近い将来、豪州代表を応援するスタンドからは、応援歌が流れているかもしれない。