豪州代表に日本語で「お前が打たなきゃ誰が打つ」 異例の“異国応援”が実現

三塁側スタンドから「狙い撃ち」が流れた【写真:荒川祐史】
三塁側スタンドから「狙い撃ち」が流れた【写真:荒川祐史】

チャンスで三塁側から中日の人気チャンステーマ「狙い撃ち」が流れた

「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(東京ドーム)は19日、3位決定戦が行われ、豪州の攻撃で“日本式応援”が起こった。チャイニーズ・タイペイ戦の3回1死一、二塁のチャンスで、中日の人気チャンステーマ「狙い撃ち」が流れた。

 前日18日に豪州代表の公式X(旧ツイッター)で「日本人は私たちのために歌ってくれますか?」「私たちは中日のチャンステーマ『狙い撃ち』を歌ってもらいたいです」と呼びかけていた。この日、その願いが実現。豪州の攻撃では、三塁側から中日、オリックス、楽天などの外国人汎用応援歌が流れた。

 3回1死一、二塁、1番スペンスの打席では、公式Xが呼び掛けていた「狙い撃ち」がスタート。NPB球団のユニホームを着用したファンが「お前が打たなきゃ誰が打つ~」と応援していた。豪州のデービッド・ニルソン監督は「ディンゴ」の登録名で中日でプレーしている。

【実際の動画】「信じられません」 日本語で大歓声…豪州への“異国応援”に公式Xも感謝

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