「世代を代表する投手になる」絶滅危惧種の逸材21歳…“落ちすぎ魔球”で覚醒間近
ロッテの中森俊介は、最速152キロの直球とチェンジアップで覚醒間近
ロッテの中森俊介投手は今季、1軍デビューを飾って飛躍を予感させる1年を過ごした。13試合(2先発)で3勝2敗、防御率3.54。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開した「パテレプロスペクト」に選ばれ、「ドラフト2位で取れたの奇跡だわ」とポテンシャルの高さを絶賛されている。
明石商では2年生エースとして甲子園を沸かせた。春夏連続でベスト4まで進み、翌年は新型コロナウイルスの影響で大会中止になったが、2020年ドラフト2位でロッテに指名された。最初の2年は体作りやフォーム固めに専念し、1軍登板はなかったが、デビュー戦では、いきなり自己最速152キロを計測した。
ワインドアップから投じられる150キロを超える直球と、変化量の大きいチェンジアップのコンビネーションは、簡単には打てない。ファンからは「金子千尋さんを彷彿とさせるとんでもないチェンジアップ」「絶滅しかけているワインドアップ」「世代を代表するような投手になる」との声があがっている。